認知症で要介護度5の母が面会時に話した言葉を書き起こしてみた

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この記事を書いた人
はじ丸

ドッグサロン経営の傍、大学等でペットビジネス経営学とペット社会学講座の講師をしています。
著書:愛犬と「幸せ家族」になる方法〜PHP文庫
2017年後半から仕事の合間を縫ってブログ運営を始めました。

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こんにちは、はじ丸(@hajimaru2017)です。

管理人の母(88歳)は、認知症で要介護度5の認定を受けています。

普段は24時間介護の施設でお世話になっていますが、この頃は救急搬送を繰り返しながら、病院と施設を行ったり来たりの生活になりました。

病院の先生からは、容態は悪く、いつ急変してもおかしくない状態と言われています。

そんな中・・・

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息子の顔がわからない母

認知症の母は、もう数年前から管理人のことを息子だと理解できていません。

そして先日、病院へ面会に行った時のことです。
いつ行ってもほとんど寝ている母が、私の顔を見て突然話し始めたのです。

もしかしたら、一瞬でも息子だと思い出してくれるんじゃないか、一縷の望みを持ちました。

でももしかしたら、これが最後になるかもしれない・・・
その思いから、スマホで母の声を録音をしたのです。

管理人の手を握りながら、1分もない母の言葉。
一字一句、そのまま書き起こしてみました。

母の言葉

自分を守るのは自分しかない
これだけは心しておいて元気だけ、元気だけ、それだけ約束してね
どういう風に我が身を守るかて
私がついてるからくれぐれも気をつけてね、世の中のこと
明日はどうなるかわからんて
そんな世の中やからね
忘れないでねあんたの顔 私の親兄弟とよう似てるわ
温かい手やなくれぐれも気をつけてね
指切りげんまんね
お父さんお母さん、気持ちの上で守ったらいいからねなんて世の中でしょうね
どうしてこんなことになるんかね

ここで話は終わり、手を握ったままスヤスヤと眠りにつきました。
上の写真は、その時に撮ったものです。

神さまの声に聞こえて

驚きました。
なんなのでしょう。

初めは北朝鮮との緊張状態の話かと思いました。笑
でも母は、新聞を読むこともできないし、もちろんテレビも見ていません。

父とずっと商売人夫婦だった母ですから、仕事上のことを思い出したのか。
それとももしかしたら、息子のややこしい人生を思い出したのか。

母の中でどんな映像が浮かんでいたのか、知る術はありません。

ただ、何か神聖なものに聞こえて仕方がありませんでした。
全てをわかった上での言葉というか、悟りを開いた人のような。

神の言葉なのか?

そう感じてしまうほど神々しくもありました。

母の心残り

来週、母はまた退院します。
もう何度危篤状態を脱したことでしょう。

管理人のことは忘れてしまった母ですが、息子がいることは覚えています。

「先生(管理人のこと)、息子によう似てるわ」

何度そう言われたことか。
そのバカ息子のことが気がかりでまだ死ねない。
そう思っている気がしてなりません。

不思議な出来事

これだけ救急搬送を繰り返すのなら、病院併設の施設の方がいいという結論になり、来週退院したら、なんと管理人ちの近所の施設に移ることになりました。

車で5分、自転車でも歩いてでも行けるところに来れるなんて、奇跡的な出来事です。

一人っ子の息子だけが生きがいだった母。
そんな母の思いが通じたとしか考えられません。

最期の時が近づいているのも確かです。
今までの親不孝を取り返すことはできません。

息子だと思い出してくれなくていい。
言葉ひとつひとつをしっかり覚えておこう。
毎日顔を見に行こうと決めました。

おかん、やっとそばにいれるな。
来てくれてありがとう。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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はじ丸




 

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