愛犬の”うれション”対策〜治らないのは飼い主さんの行動が原因

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この記事を書いた人
はじ丸

ドッグサロン経営の傍、大学等でペットビジネス経営学とペット社会学講座の講師をしています。
著書:愛犬と「幸せ家族」になる方法〜PHP文庫
2017年後半から仕事の合間を縫ってブログ運営を始めました。

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こんにちは、はじ丸(@hajimaru2017)です。

先日書いた、チャイム音で吠える愛犬のしつけについての記事を読まれた方から、Facebookのコメントでご相談がありました。

関連 icon-hand-o-right  チャイム音で吠える&噛む犬のしつけはハウストレーニングで解決する | はじまる.com

 

ご相談者さん
ご相談者さん

ウレションを治す方法もありましたら、よろしくお願いします(*´◒`*)

言われてみれば、トリミングやペットホテルの送迎時に”うれション”する子が結構多いんです。

する子は毎回なんで、こちらも慣れてしまって、治すことより抱っこする時におしっこを避ける技を習得してしまいました。笑

犬も喜んでる訳ですし別にいいんですけど、できれば治したい飼い主さんも多いでしょう。

まず第一段階は、興奮させないこと。ちょっと心が痛みますが、無視することから始めます。

 

おしっこくらい、拭けばいいや!

と考えられる方は、それでいいと思います。

ただ、来客時にお客さんに・・・うわぁ、困りますよね。

やっぱり治しましょうか。

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うれションの原因

初めは興奮状態の時に始まった”うれション”が、徐々に条件付けされて行き、ちょっとしたことで漏らすようになっていく・・・というプロセスを踏んでいることがほとんどです。

条件付け(条件反射)で有名なのはパブロフの犬です。

パブロフが行なった実験は、以下のようなものである。
①イヌにメトロノーム(ベル・ホイッスル・手拍子・足踏みと言う説もある)を聞かせる。
②イヌにえさを与える。イヌはえさを食べながらつばを出す。
③これを繰り返す。(上記の二つのプロセスを条件付けという)
④すると、イヌはメトロノームの音を聞いただけで、唾液を出すようになる。
これがいわゆる学習と異なるのは、つばの分泌が無意識的で自動的な調節に依存している点である。

引用:条件反射 – Wikipedia

 

条件反射化

”うれション”が条件反射化されていくプロセスはこうです。(例として留守番発信の場合)

うれションのプロセス

  1. 留守番していたら飼い主さんが帰ってきた
  2. 嬉しくて飼い主さんに飛びついた
  3. 飼い主さんもいっぱい喜んでくれる
  4. その時、興奮しすぎてちょろっと漏らした
  5. 飼い主さんがキャーと大慌てで大騒ぎ
  6. 犬は「おしっこを漏らす=大騒ぎ=かまってくれた」と学習する
  7. 繰り返すうちに、うれションが条件反射化していく

以上のプロセスを踏んで”うれション”は条件反射化して行きます。

4〜6の過程が条件付けとなり、7で条件反射化するわけです。

留守番以外の何かでも、興奮することがあればそれがきっかけになります。

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うれションを治す方法

上記「パブロフの犬」の解説にもあるように、条件反射とは無意識的、自動的に起きるものですから、条件反射化したものを治すには時間がかかります。

相談者さんの愛犬が、6の条件付けの段階であれば、そんなに時間はかかりません。

いつ頃からうれションが始まり、どれくらい続いているかで、だいたい判断できます。(聞くの忘れました)

 

問題行動解決の基本

”うれション”に限らず、”噛む”などの問題行動の解決方法も基本的には同じです。

まず”原因となる行動”をやめるところから始めます。

愛犬がご飯を食べている時に近づいたら噛まれるんです

というご相談がありましたが、その場合は「愛犬がご飯を食べている時は近づかない」ことから始めるんですね。それと同じです。

 

うれションを治すプロセス

うれションの場合、原因は”かまってくれる”という行動ですので、その行動をやめることが重要なポイントになります。

プロセスはこうです。

うれションを治すプロセス

  1. 帰宅する
  2. 愛犬が大喜びする(うれション)
  3. 無視する(目も合わさない)
  4. 吠えようが、飛びついてこようが無視を続ける
  5. 愛犬が落ち着く
  6. 静かに頭を撫でる

これを繰り返します。

飼い主さんは、愛犬が喜ぶ姿を見て嬉しい気持ちを抑えないといけないどころか、大喜びしている愛犬を無視するという行動を取らなければいけません。

つらいですね。でも頑張らないと。

特に大事なプロセスは6の「静かに頭を撫でる」です。

声を出してもかまいませんが「いい子ね」程度にしてください。

「いい子!いい子!」わしゃわしゃわしゃ〜〜〜(撫でまくる)は厳禁です。

褒め方はケースバイケースですので、わしゃわしゃわしゃ〜〜が効果的な時もありますが、うれションを治す場合は”静かに褒める”ことがポイントになります。

興奮とは真逆の条件付けをしていくのです。

 

まとめ

うれションが続いた期間と治す時間は比例します。

なかなか治らない時も、諦めることなく上記のプロセスを繰り返してください。

ご家族でお住まいであれば、家族が一丸となり同じ行動を取ることも重要です。

せっかく改善の予兆が見えてきた時に一人の裏切り者が出て、わしゃわしゃわしゃ〜〜〜とやってしまい

 

わんこ
わんこ

うれション復活〜・・・

 

というのもよくあるパターンです。笑

問題行動の改善方法については、拙著にも書いています。

 

 

愛犬と幸せ家族になるためです。

がんばりましょう。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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はじ丸